とかの医院は昭和5年に祖父・信一が同地に開設した戸叶耳鼻咽喉科医院を前身としております。その後、昭和35年より父・尤介が祖父の跡を継ぎましたが、平成13年の逝去により休院としておりました。
当時、私は東京医科歯科大学に勤務しており、まだ地域に貢献できるだけの知識も技術もありませんでしたので、近隣の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。
今回、友人たち、後輩たちの助けを借り「とかの医院」として再出発することになりました。耳鼻咽喉科に加え、同じ感覚器である眼科を併設し、慢性的な全身管理なども内科の仲間たちが手伝ってくれることになりました。
微細血管を基本構造とする眼や耳などの感覚器は、もちろん高血圧、高脂血症、糖尿病などの全身疾患とと密接な関係にあります。当院では循環器、消化器、内分泌を専門とする医師と密接な連携をとり対応させていただきます。
眼科に関しましては、車いす対応型のレフケラト・トノメーターやレンズメーター、視野計のほか、眼底三次元画像解析(OCT)も導入いたしました。OCT検査では、緑内障の早期診断、糖尿病性網膜症、黄斑疾患などが詳細に把握できます。
内科に関しましては、超音波断層検査装置、X線CR、呼吸機能、心電図、血球分析、血液生化学は特に糖尿病のフォローアップに必要なHbA1cと、炎症判定に必須なCRPは院内で計測ができるようにいたしました。
当院は土曜日、日曜日、祝日も診療しております。また当院はヴィンヤードという建物の2階にございますが、車いすやベビーカーに対応したエレベーターもありますので、気軽にご利用いただきますようお願い申し上げます。
院長 戸叶 尚史